歌劇「ファウスト 」シャルル・グノー作曲 (あらすじ/内容)

全5幕約3時間、ゲーテの「ファウスト」第1部が題材、原作はドイツ語ですがオペラはフランス語で歌われます。ロシア人好みの抒情的なオペラでボリショイ劇場やマリインスキー劇場で良く取り扱われる作品です。

16世紀のドイツ

主な登場人物
ファウスト(老学者) テノール
メフィスト・フェレス(悪魔) バス
マルグリート(村娘) ソプラノ
ヴァランタン(マルグリートの兄) バリトン
ジーベル(マルグリートに恋する若者) メゾソプラノ

第1幕

ファ ウストが書斎で、自分の研究した学問が無駄であったことに絶望し、毒を飲み自殺しようとしますが、悪魔メフィストフェレスが現れ、 美しい娘マルグリートの幻影を見せます。ファウストは心打たれ、若さを得る代償に死後の魂をメフィスト渡すという契約をしまする。すると毒が若返りの薬に なり、これを飲みファウストは若者になります。

第2幕

村人たちの合唱。今日は、マルグリートの兄ヴァランタンが出征にでる日。そこへファウストとメフィストフェレスがあらわれ、「金の子牛の歌」(バスの名曲です)を歌います。

 

メフィストフェレスは魔法で葡萄酒を出し、悪魔であることがばれてしまいその場をさります。

第3幕

この幕はジーベルのアリアから宝石の歌まで「トウーレの王」を頂点に美しい名曲が続きます、全幕通して一番の聴きどころです。
ジーベルはマルグリートに花を贈ろうとしますが、メフィストフェレスの魔法により、手に触れると花はすぐに枯れてしまいます(花の歌)。

ファウストとメフィストフェレスが登場し、ファウストは「この清らかな住まい」を歌い、宝石箱を置いて立ち去ります。

マルグリートが現れ、有名な 「トゥーレの王」を歌います。マルグリートは宝石箱を見つけ「宝石の歌」を歌います。
やがて、マルグリートはファウストの愛を受け入れます。


トゥーレの王-宝石の歌

第4幕

マルグリートはファウストの子供を身ごもります。ヴァランタンが軍から戻り、妹の変わり果てた姿を見て、ファウストに決闘を挑みますが、メフィストの力を借りたファウストに負けて死んでしまいます。

第5幕

ワ ルプルギスの夜(5月1日の前夜)、ブロッケン山には魔物たちがあつまります。メフィストに連れてこられたファウストはそこでマルグリートの幻影を見ま す。ファウストがマルグリートのところへ戻ると、彼女は嬰児を殺した罪で投獄されていました。二人は再開を喜び、愛の二重唱を歌います。ファウストは牢か ら逃げさせようとしますが、すでに気がふれていたマルグリートはそれを拒みます。マルグリートが神に祈りを始めると、天使たちの合唱が聞こえ、彼女は神の 元に救済されます。
この幕では演出によりバレエ「ワルプルギスの夜」があります。このバレエ音楽はコンサートでも良く取り上げられます。

お勧めCDはジョルジュ・プレートル指揮パリ国立歌劇場管弦楽団、フレーニのマルグリート、ドミンゴのファウスト、ギャウロフのメフィストフェレスです。

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