バレエ「春の祭典」ストラヴィンスキー作曲 (あらすじ/内容)

火の鳥、ペトルーシカとならんでストラヴィンスキーの3大バレエの一つ。
セルゲイ・ディアギレフのバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)のための作品。
1913年に完成し、同年5月29日に初演。今年2013年は初演100年目にあたり、ボリショイ劇場ではこれを記念したプログラムが用意されています。

複雑なリズム、不協和音で、初演当時に大騒動となったことで知られています。初演時の指揮者はピエール・モントゥ
(モントゥ指揮の「春の祭典」は、初演時のものではありませんが、現在でもステレオ録音で残っています)

振り付けはヴァーツラフ・ニジンスキー。

音楽は2部構成で、演奏時間は約35分。

内容

キリスト教化される前のロシアの原始宗教の世界。
大地への礼賛と太陽神の怒り。
太陽神への生贄として一人の乙女が選ばれます。
輪舞の中で一人の女性がつまづく、2度つまづき、その女性が生贄の女性になります。
選ばれた女性は生贄の踊りを踊り息絶えます。
長老たちにより太陽神に捧げられます。

ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインキー劇場管弦楽団、ヴァーツラフ・ニジンスキー版(1913年)とサーシャ・ヴァルツ版(2013年)、春の祭典100周年記念公演から

音楽

第1部 大地の礼賛

序奏
リトアニア民謡をベースにしたファゴットの独奏で始まります。
変拍子ではじまり、様々な管楽器が異なる調性で全く違うメロディーを演奏します。
春のきざし(乙女達の踊り)
誘拐
春の輪舞
敵の部族の遊戯
長老の行進
長老の大地への口づけ
大地の踊り

第2部 生贄の儀式

序奏
乙女の神秘的な踊り
選ばれし生贄への賛美
祖先の召還
祖先の儀式
生贄の踊り(選ばれし生贄の乙女)

この音楽は変拍子の音楽で演奏が非常に困難。日本での初演はイーゴリ・マルケヴィチ指揮による演奏。
お勧めのCDは初演した指揮者であるピエール・モントゥ盤、他にピエール・ブーレーズ盤(旧盤)やイーゴリ・マルケヴィチ盤が録音が古いですが優れた演奏です。
新しい演奏ではエサ・ペッカ・サロネン盤、ゲルギエフ盤が良いです。他にカラヤン盤もなかなか良いです。
珍しいところでは作曲者自身のストラヴィンスキー指揮のものがステレオ録音で残っています。


クシシュトフ・ウルバンスキとNDRエルプ・フィルによる演奏。変拍子の難曲を暗譜での指揮です。素晴らしい演奏です。

映像では演奏のみですとウルバンスキ盤、小澤盤で優れた演奏が聴けます。
バレエではマリインスキー劇場盤がニジンスキーの振り付けを再現したものでおすすめです。

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