歌劇「ランメルモールのルチア」ドニゼッティ作曲 (あらすじ/内容)

「ランメルモールのルチア」は、ガエターノ・ドニゼッティが1835年に作曲したイタリア語オペラ。同年9月26日にナポリのサン・カルロ劇場で初演されました。台本はサルヴァトーレ・カンマラーノ。

演奏時間:約2時間20分、各幕約45分、40分、55分。

登場人物

ルチア :ソプラノ – 2の恋人、3の妹、4と婚約させられる
エドガルド:テノール – 1の恋人、3の仇敵
アシュトン卿エンリーコ :バリトン – 1の兄、2の仇敵
アルトゥーロ :テノール – 1の婚約者
ライモンド :バス – 1の教育係
アリーサ Alisa:メゾ・ソプラノ – 1の友
ノルマンノ:テノール – 3の部下

あらすじ

第1部「出発」

全1幕

エンリーコの城内。ノルマンノが人々とともに、名誉のために忌まわしい秘密を暴くのだと歌います。エンリーコが現れ、一族を救うために妹のルチアを結婚させたいが、彼女が拒んでいると語ります。ライモンドが彼女は母の死を悲しんでいるのだととりなしますが、ノルマンノは彼女がある男と恋に落ち、密会を重ねていると告げます。人々が戻り、予想通りエドガルドを見つけたと報告します。エンリーコは激怒します。

泉のある庭園。ハープの調べに乗ってルチアが登場します。ルチアはアリーサに、昔ある男が恋人を刺して泉に沈めた、自分はその女の亡霊を見た、と語ります。アリーサは不吉な恋はやめるようにと忠告しますが、ルチアはエドガルドへの愛を歌います。エドガルドが現れ、急にフランスに行くことになったと語ります。2人は結婚を誓い、指輪を交換します。

第2部「結婚証明書」全2幕

第1幕

エンリーコの居室。エンリーコはノルマンノと謀って、エドガルドの不実を証明する偽の手紙を用意します。アルトゥーロとの結婚を拒むルチアに、エンリーコは偽の手紙を見せます。動揺するルチアに向かってエンリーコは、一族を破滅から救うためにアルトゥーロと結婚するよう強要します。ライモンドが現れ、エドガルドからの手紙の返事がないので、あきらめて結婚するようルチアを説得します。

城内の大広間。結婚の祝宴にアルトゥーロが迎えられ、人々は彼をたたえる歌を歌います。ルチアは、結婚の誓約書に署名してしまいます。そこにエドガルドが乱入します。エドガルドはルチアの署名を見て激怒し、ルチアから指輪をもぎとります。混乱のうちに幕となります。

第2幕

エドガルドの城。嵐の音楽のあとにエンリーコが訪れ、一族の敵対関係を解決するために決闘を申し込みます。二人は夜明け前に墓地で決闘すると約束します。

エンリーコの城。結婚の祝宴が続いています。ライモンドが現れて祝宴を止め、ルチアがアルトゥーロを刺し殺したことを告げます。血まみれになり、正気を失ったルチアが現れ、有名な「狂乱の場」となります。ルチアはエドガルドとの結婚の幻想を延々と歌い上げます。エンリーコが戻ってきますが、ルチアは天国でエドガルドと再会することを夢見て、倒れてしまいます。

墓地。エドガルドは、先祖の墓の前で絶望の歌を歌います。人々が現れ、ルチアが死に瀕していると伝えます。死を告げる鐘が鳴り、ライモンドがルチアは死んだと伝えると、エドガルドは剣を自分の胸に刺して後を追います。


狂乱の場 ナタリー・デセイ

Follow me!