バレエ「ファラオの娘」チェーザレ・プーニ作曲 あらすじ(内容)

第1幕

第1場: イギリス人のウィルソン卿が使用人のジョン・ブルとエジプトを旅しているとアラビア商人達と出会い、彼らのテントに招かれます。 突然、嵐が起こり、彼らは近くのピラミッドに避難します。
第2場: ピラミッドの管理人は、ピラミッドの奥にある墓には、ファラオの娘アスピチアが眠っているといいます。アラビア商人達は阿片パイプを吸い始めます。ウィルソン卿も吸い始め、幻想的な夢を見はじめます。ミイラが蘇り、美しいアスピチア王女が現れ、ウイルソン卿の胸に手を当てると、ウィルソンとその使用人はエジプト人に変身し、ウイルソンはタオールに、使用人ジョン・ブルはパッシフォンテになります。タオールは王女アスピチアに魅了され、彼女をおいかけますが、彼女は霧の中にきえてしまいます。
第3場: タオールはパッシフォンテを連れ、アスピチアを探しに行き、岩の上で眠っている彼女を見つけます。アスピチアが目覚め、タオールに気付くと二人は見つめあいます。突然角笛が聞こえタオールは隠れます。そこへアスピチア王女の奴隷のラムゼが現れ、森にライオンがいると警告します。突然ライオンが現れアスピチアは襲われそうになりますが、タオールが近くにあった弓矢でライオンを射止めます。ファンファーレが鳴りファラオの一行が現れ、タオールを捕えようとしますが、アスピチア王女は彼が助けてくれたことを話し、ファラオは感謝し、宮殿に招待します。

第2幕

タオールはアスピチアに愛を告白します。そこへファラオの一行とヌビア王が登場すると、ヌビア王がファラオの娘に求婚します。ファラオは娘を嫁がせることに同意します。タオールはこれを聞き絶望します。アスピチア王女は彼をなだめ、彼以外のものにはならないと約束します。ファラオは結婚の祝宴を開きますが、タオールとアスピチア王女は宮殿を逃げ出します。怒りに満ちたファラオは2人を捕まえるように命じます。

第3幕

第1場: タオールとアスピチア王女はナイル河のほとりにある漁師小屋に隠れています。タオールが漁師たちと釣りに行っている間、ヌビア王達が小屋に現れ、アスピチアは捕まえられまいと窓からナイル河に身を投げます。タオール達が小屋に戻ってくるとヌビア王は彼を捕えます。
第2場: ナイル河の神はアスピチアを迎え入れます。アスピチア王女はタオールに再開したいと頼み、地上に戻ります。
第3場: ファラオの宮殿では、タオールにアスピチアの隠れ場所を教えないと殺すと脅しますが、タオールはアスピチアがどこにいるのかを知りません。ファラオはタオールに死刑を宣告し、蛇に彼を噛ませようとしますが、そこへ漁師達がアスピチアを連れて現れます。アスピチア王女は父に、タオールへの愛、ヌビア王に脅されて川に身投げしたことを伝えました。ファラオはヌビア王に去るように言い、また娘を連れ去ったタオールを許せずファラオは処刑しようとします。アスピチア王女はタオールと死ぬつもりで蛇に近寄り、手を差し出します。ファラオは、アスピチアの想いの深さ知り、タオールを許しふたりを祝福します。皆が歓喜しているところで宮殿は雲に覆われます。
第8場: 宮殿は消え、再びピラミッドが現れます。ウィルソン卿は目覚めると、ピラミッドの奥にあるファラオの娘の墓に気づきます。


第2幕からアスピチアのヴァリエーション(スヴェトラーナ・ザハーロワ、ボリショイ劇場)

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