歌劇「カルメン」ビゼー作曲 (あらすじ/内容)

ジョルジュ・ビゼーが作曲したフランス語によるオペラ。プロスペル・メリメの小説『カルメン』を基にしたもので、アンリ・メイヤックとリュドヴィク・アレヴィがリブレットを作り、オペラ・コミック様式で書かれています。全4幕。1875年3月3日、パリのオペラ=コミック座で初演。

登場人物

カルメン(メゾソプラノまたはソプラノ) タバコ工場で働くジプシーの女
ドン・ホセ(テノール) 衛兵の伍長
ミカエラ(ソプラノ) ホセの許婚
エスカミーリョ(バリトン) 闘牛士
スニガ(バス) 衛兵隊長、ドン・ホセの上官
モラレス(バリトンまたはテノール) 士官
ダンカイロ(バリトンまたはテノール) 密輸商人
フラスキータ(ソプラノ) カルメンの友人
メルセデス(メゾソプラノ) カルメンの友人
レメンタード(テノール) ダンカイロの仲間

上演時間

約2時間40分(カットなしで各55分、45分、40分、20分)

あらすじ

第1幕

セビリアの煙草工場でジプシーの女工カルメンは喧嘩騒ぎを起こし、牢に送られることになります。しかし護送を命じられた伍長ドン・ホセは、カルメンに誘惑されて彼女を逃がします。パスティアの酒場で落ち合おうといい残してカルメンは去ります。

第2幕

カルメンの色香に迷ったドン・ホセは、婚約者ミカエラを振り切ってカルメンと会いますが、上司との諍いのため密輸をするジプシーの群れに身を投じます。しかし、そのときすでにカルメンの心は闘牛士エスカミーリョに移っていました。

第3幕

冒頭で、ジプシーの女たちがカードで占いをしています。カルメンが占いをすると、不吉な占いが出て結末を暗示します。密輸の見張りをするドン・ホセを、婚約者ミカエラが説得しに来ます。闘牛士エスカミーリョもやってきて、ドン・ホセと決闘になります。騒ぎが収まった後、思い直すように勧めるミカエラを無視するドン・ホセに、ミカエラは切ない気持ちを一人独白します。カルメンの心を繋ぎとめようとするドン・ホセですが、カルメンの心は完全に離れていました。ミカエラから母の危篤を聞き、ドン・ホセはカルメンに心を残しつつ、盗賊団を去ります。

第4幕

闘牛場の前に、エスカミーリョとその恋人になっているカルメンが現れます。エスカミーリョが闘牛場に入った後、一人でいるカルメンの前にドン・ホセが現れ、復縁を迫ります。復縁しなければ殺すと脅すドン・ホセに対して、カルメンはそれならば殺すがいいと言い放ち、逆上したドン・ホセがカルメンを刺し殺してしまいます。


マルク・エルムレル指揮、ボリショイ劇場劇場管弦楽団、オブラスツォワのカルメン

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