バレエ「石の花」プロコフィエフ作曲 (あらすじ/内容)

『石の花』は、ソ連の作曲家、セルゲイ・プロコフィエフが作曲したバレエです。ウラル地方の民話集『孔雀石の小箱』の中の民話『石の花』に基づいて作曲されました。『ロメオとジュリエット』、『シンデレラ』とともにプロコフィエフの3大バレエの一つとして有名です。

内容

グリゴローヴィチ版(3幕構成)

第1幕

石の細工師のダニーラは「石の花」の花瓶を作っているが本物の花のようにできないため悩んでいます。そこへ恋人のカテリーナがやってきます。場が変わり婚約披露のパーティになります。皆が踊り盛り上がったところでセヴェリヤンが現れ領主に差し上げるため、ダニーラの作った花瓶を取り上げようとしますが、ダニーラはそれを許しません。カテリーナがとりなしますが、セヴェリャンはカテリーナの美しさの前に引き上げていきます。ダニーラは悩んだ末、自分の作った満足のいかない花瓶を壊してしまいます。その時に不思議な声に誘われ山へ向かいます。そこで銅山の女王と出会いダニーラは地下の王国に連れていかれます。

第2幕

第1場:カテリーナはダニーラのいなくなった小屋で帰りをまっています。セヴェリャンがカテリーナをものにしようとやってきますが撃退します。
第2場:定期市の場、村人たちやジプシーたちが陽気に踊っています。そこにセヴェリヤンが現れ、不思議な女性に目を奪われ山へつれていかれます。不思議な女性の正体は銅山の女王であり、セヴェリヤンは山の中に埋められてしまいます。

第3幕

カテリーナはダニーラを探しに森に行きますが、道に迷います。すると、たき火から火の精が出てきてカテリーナは火の精に導かれて蛇の山へ行きます。一方ダニーラは地下の王国で石の秘密を知り、地上に帰ろうとしますが、銅山の女王は地下の王国にとどまるように説得し、ダニーラを地下の奧深くに閉じ込めます。カテリーナが火の精と共に登場し銅山の女王と戦の踊りを踊ります。人間の愛に勝つことができないことを知った女王はダニーラを呼び出しカテリーナに返します。地上でダニーラとカテリーナが村人達から祝福されて幕となります。

 

グリゴローヴィチ版

音楽『石の花』 Op.118

初演は作曲者の死の翌年、1954年2月12日、モスクワのボリショイ劇場にてユーリー・ファイエルの指揮により行われました。

プロローグ

銅山の女王
ダニーロと彼の仕事

第1幕

第1場
花を探すダニーロ
ダニーロと村人との出会い
情景 カテリーナとダニーロの叙情的デュエット
幕間劇 セヴェリアンと労働者の場面
第2場
スラヴ人の輪舞
カテリーナと女友達との別れ
娘たちの踊り
ダニーロの踊り
男たちの踊り
セヴェリアンの到来
石の花についての論争
カテリーナとダニーロの抒情的情景
ダニーロの抒情詩
第3場
銅山の女王はダニーロを連れ去る

第2幕

第1場
女王はダニーロに大地の資源を示す
女王とダニーロのデュエット 第1の試練
ダイヤモンドのワルツと情景 第2の試練
ロシアの天然石の踊り 第3の試練
ワルツ
ダニーロの独白と女王の回答
女王はダニーロに石の花を示す
セヴェリアンと労働者、女王の警告
第2場
カテリーナの踊りと情景 ダニーロについての抒情詩
セヴェリアンの到来
ダニーロ、お前はどこに?
女王の出現とカテリーナの喜び

第3幕

第1場
ウラル狂詩曲
幕間劇
ロシアの踊り
第2場
ジプシーの踊り
セヴェリアンの踊り
ジプシー女の独舞と群舞の終曲
カテリーナの登場とセヴェリアンの乱暴
女王の出現とセヴェリアンは大地に足をすいつけられる
セヴェリアンは女王を追跡する
セヴェリアンの最期

第4幕

第1場
カテリーナは焚き火のそばでダニーロを想い悲しむ
情景と、カテリーナと火の精の踊り
カテリーナは火の精のあとを追う
第2場
カテリーナと女王の対話
石のダニーロ
カテリーナとダニーロの再会の喜び
銅山の女王はカテリーナとダニーロに贈物をする

エピローグ

エピローグ

お勧めCDは ゲンナジー・ロジェストヴィンスキー指揮、ボリショイ劇場管弦楽団の演奏です。

 

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