バレエ「パキータ」 レオン・ミンクス作曲 (あらすじ/内容)

「パキータ」は、全2幕3場のバレエ作品で1846年にフランスのパリで初演。
原振付はJ・マジリエ、音楽はE・デルデヴェス。
その後、マリウス・プティパが新演出、音楽をレオン・ミンクスで1882年にサンクトペテルブルクで上演。
現在は、抜粋したものを1幕の作品として上演されることが多いです。

主な登場人物

パキータ:ジプシーの若い娘
イニゴ:ジプシーの首領
リュシアン:フランス軍の将校
デルヴィリ伯爵:リュシアンの父、フランス軍の将軍
ドン・ロペス:スペイン人の地方総督

第1幕

舞台はナポレオン率いるフランス軍統治下のスペイン。サラゴサ郊外の谷間で、フランス軍のデルヴィリ将軍と息子のリュシアン、スペインの総督ロペス、ロペスの妹セラフィナ達が集まっています。デルヴィリ伯爵は、リュシアンにセラヴィナとの結婚を薦めますが、リュシアンはセラフィナに愛情を感じていいないので結婚には気乗りしていません。ロペスもまた自国に攻め込んできたフランス人達を憎んでいます。
このときイニゴが率いるジプシーの一団が山から下りてきます。この中にパキータがいます。リュシアンはパキータに思いを寄せます。イニゴは、リュシアンに対して嫉妬します。総督ロペスは、イニゴを利用してリュシアンを暗殺しようと考えます。

第2幕

第1場
ジプシーの住居の中。パキータもまた、リュシアンのことが忘れられずにいます。そこへ仮面をつけた総督ロペスと、イニゴが現れます。パキータはリュシアン暗殺の計画を知り、何とかこれを阻止しようと考えます。
リュシアンが戻ってくると食事と共に毒の入った酒をすすめられますが、パキータがそれを防ぎます。パキータはすきを見て杯を入れ替え、イニゴはそれを飲み倒れます。外では山賊たちがリュシアンを襲いますが、パキータはイニゴ達のたくらみをリュシアンに伝え、暖炉に隠れ難を逃れます。
第2場
サラゴサのフランス軍司令官邸での舞踏会。デルヴィリ将軍が息子のリュシアンの姿が見当たらないので不安に思っていたところ、リュシアンがパキータを連れて現れます。リュシアンは彼を救ったパキータを紹介し、その場でパキータに求婚しますが、身分の違いからパキータはそれを受け入れません。このときパキータは総督ロペスがリュシアンを襲った仮面の男だと見破りロペスは捕らえられます。
舞踏会場の肖像画を見ると、自分の胸に下げているロケットの絵と同じであることに気付き、彼女が行方不明となっていたデルヴィリ将軍の亡き弟の娘であることがわかります。二人は結ばれ、祝いの舞踏会が踊られます。

 


アリーナ・ソーモワのパキータ マリインスキー劇場

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