歌劇「ローエングリン」 ワーグナー作曲 (あらすじ/内容)

作曲者自身の台本により作曲、初演は1850年8月28日、フランツ・リストの指揮によりヴァイマル宮廷劇場で行われました。

演奏時間
第1幕60分、第2幕80分、第3幕60分 合計約3時間20分

主な登場人物

ローエングリン(テノール)白鳥の騎士。
エルザ・フォン・ブラバント(ソプラノ)ブラバント公国の公女。
フリードリヒ・フォン・テルラムント伯爵(バリトン)
オルトルート(メゾソプラノ)フリードリヒの妻で魔法使い。
ハインリヒ・デア・フォーグラー(バス)東フランク王ハインリヒ1世。

第1幕

聖杯の主題による前奏曲。アントワープ郊外のシェルデ河畔。ハインリヒ王がハンガリーとの戦いのために兵を招集します。そこへテルムラントが前大公の子ゴットフリートを姉のエルザが殺した疑いがあると訴えます。皆が驚く中、王はエルザを呼び出し、釈明を求めます。
エルザは、夢で見た騎士が自分の潔白を証明するために裁判でテルムラントと戦うと話します。エルザは神に祈り、王の伝令が騎士を呼び出します。すると輝く鎧を着た騎士が白鳥が曳く小舟に乗って現れます。
騎士は、自分の保護を受けるのであるならば、自分の身元や名前を決して尋ねてはならないことを告げ、エルザはこれを承諾します。神の裁きとしての戦いでテルムラントと騎士は決闘し、騎士が勝利します。

第2幕

城内の庭。テルムラントは妻オルトルートに乗せられて、エルザに弟殺しの罪を着せるようにしたが、決闘に敗れ自分は追放処分になるとオルトルートを責めます。オルトルートは、騎士は魔法により決闘に勝ったのであり、名前と素性を言わせれば魔法が解けるといい、テルムラントは気を取り直します。バルコニーに現れたエルザにオルトルートは騎士への疑念を吹き込みます。
エルザが婚礼式のために礼拝堂へ向かうと突然オルトルートがエルザを罵り、素性の知れない騎士を非難します。
ハインリヒ王と騎士がやってくると、テルムラントも群衆に向かって騎士が魔法を使っているといい、名前と素性を明かせと迫ります。白鳥の騎士は自分に答えを要求できるのはエルザただひとりだと答えるます。エルザと騎士は礼拝堂へと入っていきます。

第3幕

エルザと騎士は初めて二人きりになります。エルザは次第に不安が募り、夫に対する疑念を抑えることができず、ついに騎士の素性を問います。騎士は困惑しますが、そこへテルムラントが仲間連れて乱入し、エルザは騎士に刀を渡します。騎士は渡された刀でフリードリヒを倒します。
シェルデ河畔では王と兵士達がまっています。そこへ騎士と青ざめたエルザが現れ、騎士は妻が裏切ったことを話し、ついに自分の身を明かします。騎士は「聖杯を守護する王パルジファルの息子ローエングリンだ」と名乗ります。その時、白鳥が小舟を曳いて迎えにやってきます。ローエングリンが祈りによってオルトルートの魔法で白鳥に変えられたゴットフリートを人間に戻します。オルトルートは、叫び声を上げて倒れ、ローエングリンが去ります、エルザはゴットフリートの腕の中で息絶えて幕となります。


第3幕 前奏曲と結婚行進曲

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